2. 新規リポジトリの作成方法
GitHubアカウントも準備できたので、早速新しいリポジトリを作成してみましょう。
以下はウェブブラウザから行う操作手順です。
1. 「New repository」をクリック
GitHub画面右上の「+」ボタンをクリックし、プルダウンメニューから「New repository」(新しいリポジトリ)を選択します。これでリポジトリ作成画面に移ります。
【画像:GitHubの「+」ボタンとNew repositoryメニュー】
2. リポジトリ情報の入力
リポジトリ作成フォームでは以下の項目を入力します。
【画像:リポジトリ作成フォーム全体】
Owner(所有者)
自分のユーザ名が表示されていることを確認します(組織に所属している場合は、ここでどの所有者のもとに作るか選択できますが、今は自分個人のアカウントを選択)。
Repository name
リポジトリの名前を決めます。できるだけプロジェクトの内容が分かる名前にしましょう。例:「company-manual」(社内マニュアル集)、「sales-docs」(営業資料)など。日本語も使えますが、一般的に半角英数字・ハイフンなどで名前を付けることが多いです。
Description(説明)
任意でリポジトリの説明を書く欄があります。ここに「〇〇チームの共有文書置き場」「△△プロジェクトの資料管理用」など簡単に目的を書くと後で見返したとき便利です。
Privacy(公開/非公開設定)
「Public」か「Private」かを選択します。社内用途ならPrivateを選びましょう。
Initialize repository
その下に「Initialize this repository with a README」というチェックボックスがあります。READMEとはリポジトリの概要や使い方を書くテキストファイルのことです。ひとまずチェックを入れておきましょう。これにより最初から1ファイル(README.md)が作成された状態になります。
その他の設定について
その他、.gitignoreやライセンスの選択欄がありますが、これは主にソフトウェア開発向けの設定なので今は空欄(選択しない)で問題ありません。
3. 作成完了
必要事項を入力できたら、ページ下部の「Create repository」ボタンをクリックします。すると新しいリポジトリのページに移動します。おめでとうございます、これがあなたのGitHubでの最初のリポジトリです!
【画像:作成されたリポジトリの初期画面】
リポジトリページの確認
リポジトリのページを開くと、上部にリポジトリ名、その下にメニュータブ(Code, Issues, Pull requests, etc.)が表示されています。デフォルトではCodeタブ(コード)の内容が表示され、先ほど初期化の際に生成したREADME.mdファイルが一覧に見えるはずです。README.mdの内容(まだ何も書いていないので空の雛形)が下部に表示されているでしょう。
ポイント
この画面こそがリポジトリのメインビューであり、ファイルの一覧と各種操作の起点になります。次節以降で、このリポジトリに対して実際にファイルを追加・編集してみましょう。
リポジトリ名を選ぶときのコツ
リポジトリ名は後からでも変更できますが、URLも変わることになるため、最初から分かりやすい名前を付けるのがおすすめです。関係者が見て内容が想像できる名前を選びましょう。
READMEはあとで編集できる
READMEファイルは初期化時に空で作成されますが、後からいつでも編集できます。プロジェクトの説明や使い方、メンバー一覧などを記載すると便利です。