2. プロフィール設定と画面の見方

アカウントを作成したら、まずはプロフィール情報の設定を行いましょう。
画面右上の自分のアイコンをクリックし、メニューから「Your profile」(あなたのプロフィール)を選択すると、
自分のプロフィールページに移動します。初期状態では名前や画像が未設定なので、必要に応じて編集しましょう。

プロフィール画像

デフォルトではGitHubが自動生成したアイコンが表示されています。これを自分の写真や好きな画像に変更できます。
プロフィールページで「Edit profile」をクリックし、画像をアップロードしてください。
顔写真である必要はなく、会社のロゴやシンボル的な画像でも構いません。メンバー同士で視覚的に判別しやすくなります。

名前や所属、自己紹介

プロフィールには氏名(Name)、所属会社や部署(Bio欄に記載)、所在地、ウェブサイトURLなどを任意で記入できます。
他のGitHubユーザーとコラボレーションする際に参考情報となるので、ビジネスで使う場合は会社名や役職などを書いておくとよいでしょう。
設定はすべてプロフィール編集画面から行えます。

プロフィール編集画面

図2-4: GitHubのプロフィール編集画面。基本情報を設定できます。

GitHubの画面構成

プロフィール設定を終えたら、次にGitHubの画面構成を簡単に把握しておきましょう。
GitHubにログインすると表示されるトップページ(Dashboard)には、主に以下のメニューや情報が並んでいます。

ヘッダーメニュー

画面上部の黒いバーには、左側にGitHubのロゴとメニュー("Why GitHub?", "Enterprise", "Explore", "Marketplace", "Pricing" など)、
右側に検索窓、通知ベルアイコン、+ボタン、新着通知(プロフィール)アイコンがあります。
この+ボタンから新規リポジトリ作成や新規Issue作成などが行えます。
通知ベルは自分宛の通知(誰かにメンションされた、プルリクエストの更新があった等)を確認できます。

ヘッダーメニュー

図2-5: GitHubのヘッダーメニュー。主要な機能へのアクセスポイントです。

サイドバー(左側)

自分の概要が表示されます。プロフィール写真と名前、その下に「Your repositories」(自分のリポジトリ一覧)、
「Recent activity」(最近の活動)などが表示されます。初めは自分のリポジトリは空ですので、第3章でリポジトリを作成していきます。

サイドバー

図2-6: 左サイドバー。自分の活動やリポジトリへのクイックアクセスを提供します。

メインフィード

画面中央には、自分やフォローしているユーザーの活動フィードが表示されます。
他人の公開リポジトリをフォローしている場合、その更新情報などもここに出ます。
小規模チームで使う場合、主に自分たちのリポジトリ活動だけになるでしょう。

メインフィード

図2-7: メインフィード。アクティビティの最新情報が表示されます。

初心者向けのヒント

GitHubの基本画面は以上ですが、初めのうちは「どこに何があるか」戸惑うかもしれません。
慣れるためにも、いくつか画面を触ってみましょう。例えばExplore(エクスプローラ)をクリックすると、
人気のオープンソースプロジェクトの一覧が表示されます。これらを眺めてみるのもよい経験です。
「こんな風にプロジェクトが管理されているんだ」とイメージが掴めるでしょう。